今人気のママチャリ、電動自転車には地域差があります。
今回は豊中市特集です。
豊中ではどんなママチャリや電動自転車が人気なんでしょうか?
地元の自転車屋さんにインタビューしたり、街をブラブラして気づいたことをまとめました。
新千里・緑丘・上野・少路周辺
まずは豊中市北部、モノレール沿線から見ていきます。
少路や緑丘、上野、新千里北町や東町、南町周辺では電動自転車が人気です。
坂道が多いので、普通のママチャリよりも便利なのでしょう。
野畑小学校、少路小学校、ロマンチック街道、二中、千里中央公園、八中などを見て回ったのですが、電動自転車に乗っている人が6割ぐらいです。
BRIDGESTONEのアシスタベーシックのような定番のものが多かったです。
でも、さすがこの地域の人たちはオシャレですね。
電動自転車にもこだわりがある人が多かったです。
BRIDGESTONEのカジュナe スイートラインのような、かわいい電動自転車もよく見かけました。
オシャレさで言えば、Panasonic ティモ・Fもいいかもしれません。
散策しているとき、YAMAHAのPAS Kiss mini unに乗った若いお母さんも見かけました。
子どもたちが楽しそうに歌っていて、とても楽しそうでした。
このエリアの人たちは、デザイン重視の自転車が似合いますね。
阪大生はどんな自転車に乗ってる?
豊中市北部にあるものといえば、大阪大学です。
学生さん達をよく見かけますが、電動自転車は少ないですね。
さすがに学生さんなので、値段が高めの電動自転車は手が出しにくいのかもしれません。
コスパ重視で定番の安いママチャリが多いです。
でも、スポーツタイプに近いシティクロスに乗っている人や、持ち運びしやすい折りたたみ自転車も人気ですね。
特に目立ったのが折りたたみ自転車の数の多さ。
電車に乗ることが多いからでしょうか。
シティクロスの中で、かっこいいなと思ったのはBRIDGESTONE MarkRosa 7S。
軽いし荷物も載せやすいので学生さんにはピッタリですね。
この自転車で心斎橋から通ってる学生さんもいましたよ。
折りたたみ自転車では、安さと走行性能のバランスを考えて購入している学生さんが多かったです。
乗りやすさもほしいけど、高価なものは買えない。
そんな学生さんにも、最近では選択肢が増えています。
例えばcyma connectとか。
折りたたみ自転車に乗ったことがない人は、今度出かけたときに自転車に乗っている人を観察してみてください。
オシャレで小さめの自転車なら、折りたたみ自転車の可能性が高いですよ。
蛍池・豊中・岡町周辺
蛍池・豊中・岡町駅周辺を散策してみました。
このエリアの人たちは、シンプルなママチャリに乗っている人が多いですね。
ただ、よく見るとこだわりを感じます。
確かにシンプルなママチャリなんですが、素材にこだわっている感じがします。
ハンドルやフレームはステンレス製で錆びにくいものが多いですし、前カゴは大きめで使いやすそう。
実用性があって、長く乗れるママチャリを好む傾向があるようです。
例えばRoadia、メイファ、SHANYなどのようなママチャリですね。
シンプルですが質の良さで人気のママチャリです。
曽根・長興寺・原田周辺
同じ宝塚線の沿線でも、曽根周辺まで来ると傾向が変わります。
シンプルなママチャリも多いのですが、少し変わったデザインのママチャリが増える印象です。
例えばCelesteno(セレスティーノ) 。
どこか北欧風な見た目のする、オシャレな自転車です。
他には、CONFITURE(コンフィチュール)というママチャリ。
可愛らしい見た目と、予想外の多機能性が人気ですね。
長興寺にお住まいの人は、電動自転車の所有率が高め。
BRIDGESTONE フロンティアなど、高機能な自転車に人気が集まっているんですって。
服部天神・庄内・穂積・神崎川周辺
豊中の南部、服部天神・庄内・穂積・神崎川周辺はどうでしょうか。
このエリアにお住まいの人は、あまり電動自転車には乗らないみたいです。
比較的坂道が少ないのが影響しているのかもしれません。
シンプルなママチャリも多いですが、20インチの小さめ自転車(ミニベロ)をよく見かけました。
狭い路地や商店街に乗り入れやすいので、好まれているのかもしれません。
例えばルーシャスMINI。
20インチのシンプルな自転車ですが、前カゴが大きくて使いやすいです。
オシャレ重視の人は、mimosaというママチャリも人気。
こちらも20インチなのですが、スピードは26インチのママチャリに負けません。
小さめ自転車は収納スペースも小さいです。
駐輪場ではなく、玄関で保管している人も多いんですって。
桃山台・緑地公園・寺内周辺
桃山台・緑地公園・寺内周辺を調査すると、傾向がバラバラです。
北大阪急行線の沿線は、転勤族の人が多い地域。
長年、この地域に住んでいる人と混在しているので、自転車の傾向もバラバラになるようです。
若い世代や転勤族の人たちは、折りたたみ自転車やミニベロを好む傾向があるようです。
長年住み続けている人や子育て世代では、電動自転車の比率が高めでした。
BRIDGESTONE リアルストリームミニのような、ちょっとオシャレなデザインの自転車もよく見かけました。
最近の自転車業界の傾向
この数年、地域の自転車屋さんが減っていると思いませんか?
特に個人経営のお店は減りました。
大手のチェーン店が、地域を支えていますね。
お住いの地域に自転車屋さんが1つしかない場合、御近所さんと同じ自転車になりやすいですよね。
最近では通販で自転車を購入する人が増えています。
安く、オシャレなママチャリも増えましたし自宅に届く手軽さが人気です。
御近所さんと違う自転車が買える。
これが1番のメリットかもしれません。