イオンバイクのオリジナル電動自転車、メルレットe。
結構おしゃれですよねえ。
値段も安いですが、果たして評判や乗り心地はどうなのか?
口コミだけでは分からない実際のところについて、お話していきます。
バッテリー性能とコスパは?

メルレットeは電動アシスト自転車なので、まずはバッテリー性能に注目。
分かりやすいように、Panasonicのスタンダードモデル、ビビ・SX(26インチ)と比べてみました。
メルレットe | ビビ・SX | |
容量 | 8.0Ah | 8.0Ah |
走行距離 | エコ:約33km 標準:約25km 強:約23km | ロング:約50km オートマチック:約35km パワー:31km |
税込価格 | 76,780円 | 94,380円 |
こうして見ると、性能的にはビビ・SXが上回っていますね。
ただし、値段に差があります。2020年4月現在の定価で比べると、メルレットeのほうが1万5千円以上安いのです。
さて、これをどう考えるか?
近所の買い物や通勤で乗るなら、連続走行距離はそんなに重要ではありません。
乗った後は毎回充電すれば、メルレットeでも十分でしょう。
どのくらいの距離を走るのか。
普段の生活スタイルによっておすすめが変わるので、しっかりイメージしておいてください。
変速機の有無もチェック

次は変速機について見てみましょう。
先ほどと同じように、Panasonicのビビ・SX(26インチ)と比較してみます。
メルレットe | 変速なし |
ビビ・SX | 内装3段 |
メルレットeは変速機なしです。
短所のように感じるかもしれませんが、シングルギアの自転車には良い面もあります。
まず、故障が少ない。
次に、車体重量もちょっぴり軽くなります。
坂道は電動アシストがありますし、実際に乗っている人の評判を聞いても不満の声は少ないように感じます。
できる限り電源を切った状態で走りたい節約志向の方以外は、大きなデメリットにはならないと言えるでしょう。
意外と荷物をしっかり運べる

メルレットeはコンパクトでおしゃれ重視のように見えますが、意外とタフにできています。
後ろの荷台は27kgまで耐えられる設計。
チャイルドシートも取り付けられるので、なかなか頑丈です。
前カゴも十分な大きさ。
前カゴの側面の目は大きいですが、底は目の細かいメッシュ状になっていて使い勝手は良好です。
座り心地もグッド

自転車は座り心地も大事なポイントです。
メルレットeのサドルは高級品というわけではないですが、形がいいですね。
横から見るとお尻側がキュッと上がっていて、疲れにくいよう配慮されています。
クッション性もまずまず。
値段とのバランスを考えても、結構頑張っていると言えるでしょう。
操作は超簡単で説明書いらず

メルレットeは機能がシンプルな分、操作もとても簡単です。
電源を入れたら、まずはモード選択。
何もしなくても標準モードになっているので、このまま走れます。
あとは右上にあるライトのスイッチだけです。
電源を入れる以外、ほとんど操作をする必要がないので、説明書を読まなくても直感で操作できるのがいいですね。シンプルイズベストです。
近所の買い物や短距離の通勤用ならおすすめ
メルレットeは、機能を最低限必要なモノだけに絞ったシンプルな自転車。
ハイスペックとは言えませんが、近所の買い物や片道30分以内の通勤なら十分に活躍するでしょう。
実物は写真で見るよりも高級感があるので、なかなかいい自転車だと感じました。
なお、購入する際はイオンに直接行くよりも、ネットで注文してから店舗受取を選んだほうがスムーズですよ。
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