CROMO(クロモ)の折りたたみ自転車、PF207。
スッキリした無駄のないデザインで、カッコいいですね。
実際の乗り心地はどうなのか?
口コミ情報や実際に乗ってみて分かったことをお話します。
リアサスペンションが良い仕事してる
この自転車に乗った第一印象は「乗り心地がすごく良い」でした。
折りたたみ自転車なので期待していなかったのですが、実にいい感じ。
やはり、リアサスペンションの存在が大きいです。
ミニベロの弱点である振動を和らげてくれるので、楽に乗れます。
小さい自転車の軽快感に、快適性を足した感じです。
CROMO(クロモ)の折りたたみ自転車というとグループペアリングを押しているようですが、リアサスペンションのほうをアピールしたら良いのに。
この値段でサスペンションありというのは、大きな武器。
アピールしないのが不思議です。
スピードはどう?
折りたたみ自転車と言ってもスピードは大事です。
遅いとイライラしますからね。
その点、CROMO(クロモ)のPF207は大丈夫です。
7段変速があるので、スピードを出しやすくて快適です。
感覚的にはママチャリ以上、クロスバイク未満でしょうか。
本格的なスポーツ自転車には及ばないものの、景色を楽しみながらサイクリングするには十分なスピード。
車に積んでおいて、旅行先で乗り回せが最高の気分が味わえそうです。
すぐ壊れない?
自転車の良し悪しを決めるのは走りだけではありません。
耐久性も大事です。
実際に触れてみると、CROMO(クロモ)のPF207はかなりしっかりしています。
不安は感じません。
念のためにSNS上の口コミを探ってみましたが、壊れやすいという口コミは見かけませんでした。
特別に頑丈とまでは言えなくても、合格点を出せる程度の耐久性はあるのでしょう。
ネット上の口コミを見ていると「3日で300km走った」という書き込みもありました。
自転車も人もタフですね。
オフロードで走ったりしない限りは、長い付き合いができそうです。
持ち運ぶより保管スペース節約派向け
せっかくの折りたたみ自転車なので、携帯性に注目してみましょう。
CROMO(クロモ)PF207の重さは16.2kg
リアサスペンションなどを搭載しているので、そこそこ重さがあります。
手で持ち運ぶには不向きな重さです。
折りたたみ機能は車に積んだり、室内で保管するためのものだと考えてください。
もし電車に持ち込んだり、手に持って移動する機会が多そうならPLATINUM LIGHT6などのほうが使いやすいと思います。
PLATINUM LIGHT6の重さは7kgを切っています。
CROMO(クロモ)PF207の半分以下の軽さなので、携帯性では比較になりません。
CROMO(クロモ)のPF207は携帯性より走り心地を重視した自転車。
携帯性を重視するなら別の自転車を考えましょう。
上り坂もかなり走れる
自転車を車に積んで現地で乗り回すとき、坂道に強いかどうかが大事です。
景色のいい場所は、坂道が必ずあるはず。
坂道の走行性は満足度に直結します。
CROMO(クロモ)のPF207は、坂道もかなり走れます。
7段変速もあるし、タイヤも小さい。
ペダルが軽いので少々の坂道は苦になりません。
もしこれ以上を望むなら、TSINOVAの折りたたみなど電動アシストありの自転車を探したほうがいいです。
折りたたみ自転車の場合、軽量化するより電動アシストを付けたほうが坂道に強くなります。
サドルは意外なクッション性
CROMO(クロモ)のPF207の乗り心地を支えているのは、リアサスペンションだけではありませんでした。
よく見ると、サドルが良い。
クッション性があって、体への負担を減らしてくれています。
固すぎず柔らかすぎず。
言うのは簡単ですが、きっちりできている自転車は少数派です。
リアサスペンションありを選ぼう
いかがでしょうか。
CROMO(クロモ)のPF207のコスパは相当なものです。
軽い走り心地は何度味わってもいいですね。
ただし、一つ注意点があります。
CROMO(クロモ)の折りたたみには、リアサスペンションありのPF207と装備なしのPTF207があります。
見た目がよく似ているので、間違えないようにしてくださいね。