Panasonicの人気電動アシスト自転車、ビビ・MXとビビ・DX。
見た目が結構似ているので、どんな違いがあるのか気になった方もいると思います。
今回は、ビビ・MXとビビ・DXの2025年モデルの違いに焦点を当てつつ、実際の使い勝手なども解説していきます。
バッテリー容量・走行距離の違い
ビビ・MX | 12.0Ah 約53km(オートマチックモード) |
ビビ・DX | 16.0Ah 約70km(オートマチックモード) |
まず、最も明確な違いであるバッテリー容量について。
ビビ・DXのほうが容量が大きくて、走行距離も長くなっています。
じゃあ、ビビ・DXのほうがいい?
これは、一概には言えません。
確かにバッテリー容量が大きければ一回の充電で長く乗れますが、実際に乗ってみると、そこまで必要か?という疑問も湧いてきます。
近所の買い物ぐらいなら、ビビ・MXでも十分だと言う人はかなりいるはず。例えば、往復で毎日4km走るとすると、ビビ・MXでも12日以上は乗れるわけです。
個人的には、バッテリー容量・走行距離だけでどっちを選ぶか決めるのは、ちょっと違うのではないかと感じました。
サークル錠の位置の違いに注目
日常的に使っていて、地味だけど一番違いを感じるポイントがあります。
それが、鍵の位置。
ビビ・DXは一般的な位置というか、後輪の前方、サドルに近いところに鍵が付いています。
一方、ビビ・MXは一般的な位置よりもかなり後ろ。
後輪の後方、リアキャリアの下ぐらいの位置にサークル錠が付いています。
これ、かなり使い勝手に影響しますよ。
ビビ・MXの場合、自転車の真後ろに立って鍵の開け閉めができるので、狭い駐輪場でのストレスが激減。これはかなり嬉しいポイントでした。
駐輪場のスペースに余裕があるところなら、全く気にならないポイントなんですが、ビビ・MXとビビ・DXの大きな違いだと思います。
リアキャリアの最大積載量と色の違い
ビビ・MX | 30kg |
ビビ・DX | 27kg |
ビビ・MXとビビ・DXの2025年モデルでは、リアキャリアの最大積載量が違います。
ビビ・MXのほうが3kg大きいですね。
荷物をたくさん載せたい人は、この3kgの差は結構重要。耐久性に大きく関係するでしょう。
荷物を載せない人は関係ないと思うかもしれませんが、見た目も結構違う点には要注意。
ビビ・MXのリアキャリアはフレームの色と合わせていますが、ビビ・DXはステンレスのシルバーそのままという感じです。
色については好みの分かれるところですが、後ろから見たときの印象が結構違うので、事前に確認しておきましょう。
ソーラーオートテールの違い
ビビ・MXとビビ・DX、どちらもソーラーオートテールが付いています。
後輪についていて、暗くなると点滅して車のドライバーから発見してもらいやすくするためのパーツです。
ビビ・DXのほうが、リフレクター周りを発光させているため視認性が高め。使い勝手に影響するような違いではありませんが、安全性が気になる方には大事なポイントです。
見た目か走行距離で選ぼう
ビビ・MXとビビ・DX。
まだどちらを選ぶか迷っている人は、見た目か走行距離で選ぶのがおすすめです。
見た目とは、リアキャリアの色。
塗装されているほうが好みか、ステンレスの光沢が好みか、で選ぶとよいでしょう。
走行距離については、ビビ・DXのほうが長め。
ただ、普段から長距離を移動することがほとんどないなら、あまり気にする必要はありません。
そうなると、やはり見た目重視になるでしょうか。
ちなみに、ビビ・MXもビビ・DXも、楽天市場で買うとかなりポイントが付きます。ただし、ショップによっては送料がかかる場合もあるので、ポイントと送料、両方をチェックしてみてください。