あさひ 88サイクル-Mという自転車。
見るからに存在感がありますよね、重厚な雰囲気で、普通の自転車と違うのがひと目で分かります。
88サイクル-Mの特徴は、荷物の運搬に特化した設計。
大きなリアキャリアが付いていて、重たくてかさばる荷物を安定して運搬できます。
もちろん、チャイルドシートも取り付けできますよ。
ただ、使い勝手には結構なクセがあるので要注意。
例えば、88サイクル-Mは車体が長めで太いタイヤを装着している分、安定感はありますが、上り坂を走行する際にはかなりの重さを感じます。
小回りも、あまりききません。
あと、空気入れが米式バルブ対応でないとダメです。ママチャリなど、一般的な自転車は英式バルブなので、準備が必要ですね。
そして、スタンドは車体の中央に取り付けられたセンタースタンド。普通の自転車のように後輪の横に付いていません。
駐輪場所によっては、センタースタンドをうまく使えない場合があります。
センタースタンドは、慣れるとかなり便利ですけどね。
安定感が高いから、荷物の積み下ろしを安心してこなせます。
自宅やよく立ち寄る場所の駐輪スペースに余裕があって、荷物をたくさん運搬したい方には、88サイクル-Mはぴったりでしょう。
一方で、狭い場所で乗り降りすることが多い方や、小回りを重視する方には不向きです。合う・合わないがはっきりとする自転車なので、事前に使用シーンをしっかりとイメージしてみてください。